
2014年03月09日
嫁、東へ。~最終章~
今回で嫁の東京の旅の日記は最終回です。
皆様、このくだらない日記にお付き合い
ありがとうございました。
嫁、まだ会わなければいけない人がいる。
もうお腹の音をごまかす為、机にぶつける行為はしたくない。
っというわけで何か食べることに。
何を食べようか。
せっかく江戸に来たのだ。
美味しいもの食べたい。。。。
が、
お財布と相談。
うーーーん。お財布君の反応は厳しい。
駅前を見渡す。
あまりオシャレな感じの店はない。
次の目的地まで行ってそこで食べようか。
しかし、嫁のお腹は待ってくれなさそうだ。
なんならお腹が空きすぎて痛くなってきている。
もう一度駅前を見渡す。
「富士そば」
立ち食い蕎麦屋さんがある。
うーーーーん。
江戸まで来て立ち食い蕎麦かぁ。
しかし一人贅沢するのも家族の顔がちらつく。
嫁、そういえば東京で蕎麦を食べたことがないことに気づく。
なんか関西と違って、汁が黒いくらい濃い味だと聞いたことがある。
よし!「富士そば」でそばつゆの確認をするとしよう!
嫁が店内に入ると、元気な声で
「いらっしゃいませ~」
と店員さん。
どうやら食券を最初に買うシステムらしい。
何にしよう。
考えた末、なぜかかけそばに。
どんだけかわいそうなの~。
いや、金額うんぬんではなく、とにかく出汁の味を体験したかったのだ。
食券を渡して2分くらい、すぐにかけそばが嫁のもとに届いた。
出汁は全然黒くない。
関西と比べ多少濃いような感じはするが、
「黒っ!」っていう感じではない。
一口ごっくん。
おいしい。
美味しくて倒れそうってことはないが、
普通に結構おいしい。
あの噂はなんだったんだ。
東京の出汁、全然濃ゆくないじゃーん。
嫁、ぺろりと食べて暖簾をよけて外に出る。
お腹は満たされた。
さぁ、次に向かうのは虎ノ門。
虎ノ門ってなんなんだ。
どこなんだ。
また代々木から切符の値段を必死に探し、乗り換え、虎ノ門につく。
東京ってほんと乗り換えが大変。
嫁、伊万里に帰りたいよ~。
すっかり田舎道、パークアンドライドに慣れてしまった嫁。
足もパンパンだ。
虎ノ門の駅を出てあたりを見渡す。
どこ見ても大きなビルばかり。
スターバックスもいつも見るのよりオシャレに見える。
江戸はちゃうなぁ~。
それにしても本当にビルばかりで東西南北が全く分からない。
交番があるけど、さっきの件があるから聞かずに行く。
ふんっ。
自力で見つけてやるからなぁ~!
そう思った1分後に歩いている人に道を聞く嫁。
「あの~ここに行きたいんですけど~」
道行く人「あっここまっすぐですよ」
なんと優しいのだ!
めっちゃ親切に笑顔で答えてくれた!
東京の人もいい人がいるのね~。
(たぶん嫁の偏見でいい人だらけなのだろう)
教えてくれた方向に歩き出す嫁。
しかし、
どこまで歩いていいかわからない。
こんだけ疲れてるのだ、歩きすぎて戻るのだけは勘弁したい。
うーーーん。
キョロキョロしながら歩く。
「何かおこまりですか?」
声をかけてくれた人のほうを見る。
ポリスだ。
ポリス八郎だ。
嫁「あの~、ここに行きたいんですけど~」
地図を見せる。
ポリス八郎「ははは、このビルですよ」
ポリス八郎が指差したのはまさに今立っているところにそびえ建つビルだった。
ポリス八郎は優しく微笑んでいる。
優しい!こんな優しいポリス八郎もいるのだ!
さっきのポリスはなんだったんだ!!
感謝の言葉を告げ、嫁無事に目的地に到着した。
それからの嫁は少しお話合いをして、
お知り合いの方に空港まで車で送っていただいた。
そうして嫁の東京の旅は終わった。
もちろん帰りの飛行機にココナッツが乗っていたという奇跡はない。
ただただ、帰りの飛行機の中、嫁は爆睡していた。
寝まくってやった。
CAさんが引くくらい寝てやった。
福岡に着いたのはもう10時をまわったくらい。
長い一日やったな~。
ドタバタやけくそで停めた福岡空港の駐車場P2。
P1*P2*P3とあったが、どこが近いかわからなかったので、
なかをとってP2を選択した嫁。
行きはだいぶん歩かされた、っというか走った。
出発ロビーからはだいぶん遠かったので
到着ロビーからは近いであろう。
と、思っていた嫁は甘かった。
到着ロビーからもガッツリ遠い。
中をとってP2に停めたが、、、、
教えておくれ、
なぜここがP2なんだ。
今わかったが、P1*P3が断然近い。
P1が近いのはなんとなくわかる。
が、どうしてP2よりP3の方が出発到着ともに近い。
なぜなんだ。
なかをとってP2に停めた嫁はなんなんだ。
とぼとぼ疲れた足を引きずってクソ遠いP2まで歩く。
ちっ。
シェフと息子が待ってると思い、
一息つくのも惜しみすぐに車を動かす。
駐車場の出口は自動精算機ではなく、
ブースにおじさんがレジらしき物の前に座っている。
むすっとしたおっさんは黙ってブースの窓を開け手を出す。
駐車券を渡せということなのだろう。
別にブースの窓を開けて、一発ギャグをしてくれとは言わない。
せめて「おかえり~」とか「お疲れ様~」とか
最悪、「駐車券お預かりします~」とか、、、
なんかいっておくれよ。
嫁が差し出す駐車券をもぎ取るようにして、
レジをピッピッピッとし、
「2400円」
っとだけ言う。
2400円という金額にも不服だか、
おっさんのムスッとさには頭の線が1本切れそうになる。
お金を渡し魔の駐車場P2を出る。
はぁ~本当に長い1日だなぁ。
頭がボーッとする。
つい何年か前までは関西人だった嫁。
今福岡に到着しほっとしている自分がいる。
すっかり九州在住になっている。
さぁ、あと少しで家だ。
それにしても2400円かぁ。
江戸でかけそば、何倍食べれるかな~。
終
皆様、このくだらない日記にお付き合い
ありがとうございました。
嫁、まだ会わなければいけない人がいる。
もうお腹の音をごまかす為、机にぶつける行為はしたくない。
っというわけで何か食べることに。
何を食べようか。
せっかく江戸に来たのだ。
美味しいもの食べたい。。。。
が、
お財布と相談。
うーーーん。お財布君の反応は厳しい。
駅前を見渡す。
あまりオシャレな感じの店はない。
次の目的地まで行ってそこで食べようか。
しかし、嫁のお腹は待ってくれなさそうだ。
なんならお腹が空きすぎて痛くなってきている。
もう一度駅前を見渡す。
「富士そば」
立ち食い蕎麦屋さんがある。
うーーーーん。
江戸まで来て立ち食い蕎麦かぁ。
しかし一人贅沢するのも家族の顔がちらつく。
嫁、そういえば東京で蕎麦を食べたことがないことに気づく。
なんか関西と違って、汁が黒いくらい濃い味だと聞いたことがある。
よし!「富士そば」でそばつゆの確認をするとしよう!
嫁が店内に入ると、元気な声で
「いらっしゃいませ~」
と店員さん。
どうやら食券を最初に買うシステムらしい。
何にしよう。
考えた末、なぜかかけそばに。
どんだけかわいそうなの~。
いや、金額うんぬんではなく、とにかく出汁の味を体験したかったのだ。
食券を渡して2分くらい、すぐにかけそばが嫁のもとに届いた。
出汁は全然黒くない。
関西と比べ多少濃いような感じはするが、
「黒っ!」っていう感じではない。
一口ごっくん。
おいしい。
美味しくて倒れそうってことはないが、
普通に結構おいしい。
あの噂はなんだったんだ。
東京の出汁、全然濃ゆくないじゃーん。
嫁、ぺろりと食べて暖簾をよけて外に出る。
お腹は満たされた。
さぁ、次に向かうのは虎ノ門。
虎ノ門ってなんなんだ。
どこなんだ。
また代々木から切符の値段を必死に探し、乗り換え、虎ノ門につく。
東京ってほんと乗り換えが大変。
嫁、伊万里に帰りたいよ~。
すっかり田舎道、パークアンドライドに慣れてしまった嫁。
足もパンパンだ。
虎ノ門の駅を出てあたりを見渡す。
どこ見ても大きなビルばかり。
スターバックスもいつも見るのよりオシャレに見える。
江戸はちゃうなぁ~。
それにしても本当にビルばかりで東西南北が全く分からない。
交番があるけど、さっきの件があるから聞かずに行く。
ふんっ。
自力で見つけてやるからなぁ~!
そう思った1分後に歩いている人に道を聞く嫁。
「あの~ここに行きたいんですけど~」
道行く人「あっここまっすぐですよ」
なんと優しいのだ!
めっちゃ親切に笑顔で答えてくれた!
東京の人もいい人がいるのね~。
(たぶん嫁の偏見でいい人だらけなのだろう)
教えてくれた方向に歩き出す嫁。
しかし、
どこまで歩いていいかわからない。
こんだけ疲れてるのだ、歩きすぎて戻るのだけは勘弁したい。
うーーーん。
キョロキョロしながら歩く。
「何かおこまりですか?」
声をかけてくれた人のほうを見る。
ポリスだ。
ポリス八郎だ。
嫁「あの~、ここに行きたいんですけど~」
地図を見せる。
ポリス八郎「ははは、このビルですよ」
ポリス八郎が指差したのはまさに今立っているところにそびえ建つビルだった。
ポリス八郎は優しく微笑んでいる。
優しい!こんな優しいポリス八郎もいるのだ!
さっきのポリスはなんだったんだ!!
感謝の言葉を告げ、嫁無事に目的地に到着した。
それからの嫁は少しお話合いをして、
お知り合いの方に空港まで車で送っていただいた。
そうして嫁の東京の旅は終わった。
もちろん帰りの飛行機にココナッツが乗っていたという奇跡はない。
ただただ、帰りの飛行機の中、嫁は爆睡していた。
寝まくってやった。
CAさんが引くくらい寝てやった。
福岡に着いたのはもう10時をまわったくらい。
長い一日やったな~。
ドタバタやけくそで停めた福岡空港の駐車場P2。
P1*P2*P3とあったが、どこが近いかわからなかったので、
なかをとってP2を選択した嫁。
行きはだいぶん歩かされた、っというか走った。
出発ロビーからはだいぶん遠かったので
到着ロビーからは近いであろう。
と、思っていた嫁は甘かった。
到着ロビーからもガッツリ遠い。
中をとってP2に停めたが、、、、
教えておくれ、
なぜここがP2なんだ。
今わかったが、P1*P3が断然近い。
P1が近いのはなんとなくわかる。
が、どうしてP2よりP3の方が出発到着ともに近い。
なぜなんだ。
なかをとってP2に停めた嫁はなんなんだ。
とぼとぼ疲れた足を引きずってクソ遠いP2まで歩く。
ちっ。
シェフと息子が待ってると思い、
一息つくのも惜しみすぐに車を動かす。
駐車場の出口は自動精算機ではなく、
ブースにおじさんがレジらしき物の前に座っている。
むすっとしたおっさんは黙ってブースの窓を開け手を出す。
駐車券を渡せということなのだろう。
別にブースの窓を開けて、一発ギャグをしてくれとは言わない。
せめて「おかえり~」とか「お疲れ様~」とか
最悪、「駐車券お預かりします~」とか、、、
なんかいっておくれよ。
嫁が差し出す駐車券をもぎ取るようにして、
レジをピッピッピッとし、
「2400円」
っとだけ言う。
2400円という金額にも不服だか、
おっさんのムスッとさには頭の線が1本切れそうになる。
お金を渡し魔の駐車場P2を出る。
はぁ~本当に長い1日だなぁ。
頭がボーッとする。
つい何年か前までは関西人だった嫁。
今福岡に到着しほっとしている自分がいる。
すっかり九州在住になっている。
さぁ、あと少しで家だ。
それにしても2400円かぁ。
江戸でかけそば、何倍食べれるかな~。
終
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