2014年08月25日
おばあちゃんの誕生日。
まだ、こんなに雨が降り続いていない頃、
嫁ふと気づいた。
「あれっ、もしや明日おかんの誕生日やん!」
嫁という人間は本当に誕生日を覚えるのが苦手。
親の誕生日も当日とかになって「あっ!!!!!」と気づく。
そんな嫁にしては前日に気づくなんて上出来なほうだ。
息子に
「明日ばあちゃんの誕生日やで」
っと教えると、目を輝かせ
「えーーーーーっ!ケーキ食べれると?」
っというので
「また自分のことばっかりやなぁ」
っと嫁が半分呆れ顔でいうと
「違うもん!よっしゃ、なんかばあちゃんにプレゼント作ったる!」
っと張り切りだした。
息子の通う幼稚園は造形学に力を入れてくれているので
息子はなんでもまず
「作る!」
妖怪ウォッチの時計まで作ったほどだ。
いつもの上からな話し方だが、
どうやらばぁちゃんにお誕生日カードを作る!っと可愛いことを言っている。
文字も全部自分で書くのだと、
苦手な文字の練習から始まった。
一生懸命勉強し、頑張って大きな紙に
「ばあちゃん おたんじょうびおめでとう」
っと書いている。
若干文字がおかしなことになっているが、
ばあちゃんは喜ぶに違いない。
誕生日当日、
出来上がったちょっと大き目なカードを丸め、
仕事が終わってから家に持っていく。
息子が
「ばあちゃん嬉しくて泣くばい!」
っとにやけている。
どんだけ自信過剰なんだ。
ピンポーン。
チャイムを鳴らしてばあちゃんが出てくる。
「ばあちゃん、お誕生日おめでとう」
息子が照れくさそうに言う。
嫁もそれなりに喜ぶだろうなぁと思いきや、
嫁おかん、あまり喜んでる感じがしない。
あれっ?あれれ?
息子が一生懸命書いたカードを渡す。
「これ自分で書いたと!」
息子が得意げに言う。
「すごいやん!ありがとう!」
っとばあちゃん。
でもあんまり喜んでる感じがしない。
うーーーーーん。
ま、人間、そんな時もあるよね~とあまり気にせずその日は帰った嫁。
数日が経ち、
嫁、お店の店頭にいつも置いている「営業日カレンダー」を作っていた。
「えっと~、定休日は~」
っと、ぶつぶつ言いながら一人もくもくと作る嫁。
その時、、、
あれっ?????
嫁、とんでもないことに気づいた。
おかんの誕生日、今月や!!!!
そうなんです、フェルナンデス。
嫁、おかんの誕生日1ヶ月間違っていたのです。
やばい!!!!
間違いに気づくといろんなことがつながってくる。
そっかぁ、だからあんまり喜んでなかったんや。
っていうか、めっちゃビビッてたんちゃうん??
全く普通の日に「誕生日おめでとう~」っと孫と娘が来るのだからビビッて当然だ。
おーーーーーーーーー!!!!!!!!
やばい、やばすぎる!!!!!
かなり動揺が隠せない嫁。
一生懸命プレゼントを作った息子になんと言おう。
きっと、息子は大泣きするだろう。
はぁ。どんどん気が重くなる。
ほんま、、、なんて言おう。。。
いっそこのまま黙っておこうか。
嫁おかんには電話して謝って、息子には内緒にしてもらおうか。
いろいろ考えたが、
嫁、嘘が大嫌い。
しかもこの嘘は自分を守るためだけの嘘で嫁以外誰もメリットがない。
ダメだ。ちゃんと言おう。
幼稚園のバスが帰ってくるまで
なんて言おうかな~っと考える。
一生懸命、店で文字を書く練習をしていた息子を思い出すと泣けてくる。
はぁ、ごめんよ~。
そんなこんな、いろいろ考えてるうちにあっという間にバスが着く時間。
慌てて迎えに行く。
息子がいつも通りバスから降りてきて、
車の中では幼稚園で遊んだ話をしてくれる。
いつきりだそうか。
めずらしくコンビニによりアイスを買ってやる嫁。
「いいと??アイス買っていいと??」
めったに買わない嫁が自らアイスを買ってやると言ったので息子めちゃくちゃ喜んでいる。
そして買ったアイスを車で開けてやり、話を切り出す。
嫁 「あのさぁ、この間ばあちゃんの誕生日で一生懸命カード作ったやん。」
息子 「うん、作った!ばあちゃん喜ばんかったね」
嫁 「・・・・・・・・」
そっか、息子も気づいてたんや。
ばあちゃんの反応が微妙やったこと。
嫁 「ちゃうねん。あの日ばあちゃんの誕生日ちゃうかってん。」
息子「・・・・・・・・・・・・。」
あかん、泣き出す、、、、っと思ったら
息子、
ケタケタケタケタ~。
大笑いしてる。
「ママ~笑いすぎてアイスこぼれるぅ~」ケタケタケタケタぁ。
息子の笑いは止まらない。
っていうか後ろの座席で腹をかかえて笑っている。
そしてヒーヒー言いながら、
「ばあちゃんの誕生日ちがうのに、ばあちゃんたんじょうびおめでとうって書いたと??」
もうゲラゲラひっくり返って笑っている。
なんじゃ、こいつ。
めちゃくちゃ関西魂持ってるやんか!
嫁もなんだか爆笑している息子につられて笑いが止まらなくなる。
車内で二人でゲラゲラ笑う。
「ばぁちゃん、ビックリしとったかなぁ~」
「誕生日ちゃうのに、ばあちゃんおめでとうって~!!!!」
もうヒーヒー言いながら息子がしゃべる。
そうこうして大笑いしていたら店に着いた。
車から降りる時、息子が
「本当のお誕生日はいつ?」
っと聞いてきたので
「今月やねん」
っというと
ちょっと考えながら、
「よっしゃ!もっと上手くカード作ってやる!待っとけよ~!!!」
っと言いながら早々と車を降り走って店に向かう息子。
はぁ。
傷つけずにすんでよかった。
なんとも頼もしい息子だ。
しかし、
嫁おかんは未だ微妙な感情を抱いているのだろうなぁ。
来年は間違えんとこ。
嫁ふと気づいた。
「あれっ、もしや明日おかんの誕生日やん!」
嫁という人間は本当に誕生日を覚えるのが苦手。
親の誕生日も当日とかになって「あっ!!!!!」と気づく。
そんな嫁にしては前日に気づくなんて上出来なほうだ。
息子に
「明日ばあちゃんの誕生日やで」
っと教えると、目を輝かせ
「えーーーーーっ!ケーキ食べれると?」
っというので
「また自分のことばっかりやなぁ」
っと嫁が半分呆れ顔でいうと
「違うもん!よっしゃ、なんかばあちゃんにプレゼント作ったる!」
っと張り切りだした。
息子の通う幼稚園は造形学に力を入れてくれているので
息子はなんでもまず
「作る!」
妖怪ウォッチの時計まで作ったほどだ。
いつもの上からな話し方だが、
どうやらばぁちゃんにお誕生日カードを作る!っと可愛いことを言っている。
文字も全部自分で書くのだと、
苦手な文字の練習から始まった。
一生懸命勉強し、頑張って大きな紙に
「ばあちゃん おたんじょうびおめでとう」
っと書いている。
若干文字がおかしなことになっているが、
ばあちゃんは喜ぶに違いない。
誕生日当日、
出来上がったちょっと大き目なカードを丸め、
仕事が終わってから家に持っていく。
息子が
「ばあちゃん嬉しくて泣くばい!」
っとにやけている。
どんだけ自信過剰なんだ。
ピンポーン。
チャイムを鳴らしてばあちゃんが出てくる。
「ばあちゃん、お誕生日おめでとう」
息子が照れくさそうに言う。
嫁もそれなりに喜ぶだろうなぁと思いきや、
嫁おかん、あまり喜んでる感じがしない。
あれっ?あれれ?
息子が一生懸命書いたカードを渡す。
「これ自分で書いたと!」
息子が得意げに言う。
「すごいやん!ありがとう!」
っとばあちゃん。
でもあんまり喜んでる感じがしない。
うーーーーーん。
ま、人間、そんな時もあるよね~とあまり気にせずその日は帰った嫁。
数日が経ち、
嫁、お店の店頭にいつも置いている「営業日カレンダー」を作っていた。
「えっと~、定休日は~」
っと、ぶつぶつ言いながら一人もくもくと作る嫁。
その時、、、
あれっ?????
嫁、とんでもないことに気づいた。
おかんの誕生日、今月や!!!!
そうなんです、フェルナンデス。
嫁、おかんの誕生日1ヶ月間違っていたのです。
やばい!!!!
間違いに気づくといろんなことがつながってくる。
そっかぁ、だからあんまり喜んでなかったんや。
っていうか、めっちゃビビッてたんちゃうん??
全く普通の日に「誕生日おめでとう~」っと孫と娘が来るのだからビビッて当然だ。
おーーーーーーーーー!!!!!!!!
やばい、やばすぎる!!!!!
かなり動揺が隠せない嫁。
一生懸命プレゼントを作った息子になんと言おう。
きっと、息子は大泣きするだろう。
はぁ。どんどん気が重くなる。
ほんま、、、なんて言おう。。。
いっそこのまま黙っておこうか。
嫁おかんには電話して謝って、息子には内緒にしてもらおうか。
いろいろ考えたが、
嫁、嘘が大嫌い。
しかもこの嘘は自分を守るためだけの嘘で嫁以外誰もメリットがない。
ダメだ。ちゃんと言おう。
幼稚園のバスが帰ってくるまで
なんて言おうかな~っと考える。
一生懸命、店で文字を書く練習をしていた息子を思い出すと泣けてくる。
はぁ、ごめんよ~。
そんなこんな、いろいろ考えてるうちにあっという間にバスが着く時間。
慌てて迎えに行く。
息子がいつも通りバスから降りてきて、
車の中では幼稚園で遊んだ話をしてくれる。
いつきりだそうか。
めずらしくコンビニによりアイスを買ってやる嫁。
「いいと??アイス買っていいと??」
めったに買わない嫁が自らアイスを買ってやると言ったので息子めちゃくちゃ喜んでいる。
そして買ったアイスを車で開けてやり、話を切り出す。
嫁 「あのさぁ、この間ばあちゃんの誕生日で一生懸命カード作ったやん。」
息子 「うん、作った!ばあちゃん喜ばんかったね」
嫁 「・・・・・・・・」
そっか、息子も気づいてたんや。
ばあちゃんの反応が微妙やったこと。
嫁 「ちゃうねん。あの日ばあちゃんの誕生日ちゃうかってん。」
息子「・・・・・・・・・・・・。」
あかん、泣き出す、、、、っと思ったら
息子、
ケタケタケタケタ~。
大笑いしてる。
「ママ~笑いすぎてアイスこぼれるぅ~」ケタケタケタケタぁ。
息子の笑いは止まらない。
っていうか後ろの座席で腹をかかえて笑っている。
そしてヒーヒー言いながら、
「ばあちゃんの誕生日ちがうのに、ばあちゃんたんじょうびおめでとうって書いたと??」
もうゲラゲラひっくり返って笑っている。
なんじゃ、こいつ。
めちゃくちゃ関西魂持ってるやんか!
嫁もなんだか爆笑している息子につられて笑いが止まらなくなる。
車内で二人でゲラゲラ笑う。
「ばぁちゃん、ビックリしとったかなぁ~」
「誕生日ちゃうのに、ばあちゃんおめでとうって~!!!!」
もうヒーヒー言いながら息子がしゃべる。
そうこうして大笑いしていたら店に着いた。
車から降りる時、息子が
「本当のお誕生日はいつ?」
っと聞いてきたので
「今月やねん」
っというと
ちょっと考えながら、
「よっしゃ!もっと上手くカード作ってやる!待っとけよ~!!!」
っと言いながら早々と車を降り走って店に向かう息子。
はぁ。
傷つけずにすんでよかった。
なんとも頼もしい息子だ。
しかし、
嫁おかんは未だ微妙な感情を抱いているのだろうなぁ。
来年は間違えんとこ。
Posted by 牛飼いの嫁 at 20:30
│牛飼いの嫁日記